ザ・コンランショップカフェで [食生活]
まだ蒸し暑いこの時期にホットショコラを飲むのはどうなのだろう。
体が熱くなりすぎて汗が止まらなくなったらどうしようと心配しながら注文してみた。コンランショップを一回りしたところで友人が「お茶したい」と言い出したから、コンランショップカフェの窓際に席を取った時のこと。その日OZONEの館内は身体が冷え切ってしまうほど冷房が効きすぎてはいなかったから、暖かいものなど飲む必要は確かになかった。でも、メニューを見てホットショコラは魅力的に思えた。なにしろココはコンランカフェなのだ。
少しばかり期待して、一口飲んで、まずいと言うほどではないがかなりガッカリしてしまった。一番の不満はショコラがHOTというよりなんとなく暖かいという感じだったこと。カップの半分ほどの飲んだところでほとんど冷めてしまって温め直しを頼もうかと思ったくらいなのだ。「カップ温めてなかったんじゃないの?」と言われて、カップに触れてみると温めてはいないみたい。まあ、それは夏だからかもしれないけれど。それにしても中途半端な温度は何なのだろう。
それに、このクリームの乗せ方もココアパウダーの振り方も、いまひとつ芸がありません。その上、正直なところ飲んでいるのがショコラなのかココアなのかわからなくなる曖昧なショコラの濃度なのだ。
OZONEのHPにはザ・コンランショップカフェの紹介が
(ザ・コンランショップと同じフロアにショップのインテリアに囲まれた、そんな贅沢なカフェがあります。開放的でゆったりとした空間の中、コンランらしさを表現したこだわりのメニューをお楽しみいただけます。)とある。
ね、こだわりのメニューとあれば、普通よりは少しだけおしゃれな何か!を期待しますよね。こだわりが感じられないのは残念だけど、きっと、ホットショコラに関してはテレンス・コンラン卿はノータッチだったのでしょう。それとも不幸にもチョコレートの味もわからない店員に当たってしまっただけのこと?
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